2012年07月03日

(財)若湾エネルギー研究センター訪問 (2012/06/21)

財)若湾エネルギー研究センター訪問の報告 (立花 賢一)

訪問日時:  12/6/21(木)14:00〜16:45
訪問先:  (財)若湾エネルギー研究センター
(JR敦賀駅よりタクシー15分)
訪問者: 4名
  EVFの小エネPJでの具体的な提案に向けて、有力候補の一つの
”スターリングエンジン発電”に関する加熱源としての、太陽熱利用の
有効性について確認するため、研究センターを訪問し、太陽熱利用
開発者からお話をうかがった。
当研究センターは、高速増殖炉もんじゅをはじめ様々な原子炉が
集積する福井県の特徴を活かし、原子力発電所を中心としたエネル
ギーの総合的な研究開発拠点とするためのものとしています。
安全・安心の確保、研究開発機能の強化、人材の交流・育成、産業
の創出・育成の4つを柱に、国初め、市長、電力事業者、大学、
産業界などと一体となって具体的な施策を展開していました。
この施設の中核となる研究設備は多目的シンクロ・タンデム加速器で、
水素の原子核である陽子のビームをがん患部にあてる陽子線がん治療
の高度化を図る研究を行っていました。
stirling1.jpg
太陽熱利用技術開発では独自に開発した、大小2種類の太陽炉を
活用した、太陽熱利用に関する研究開発も行っていました。
これまでに、レンズ(アクリル製の薄いレンズ)の向きを太陽に自動
追従する大型太陽炉では、鉄の酸化還元反応による水素製造法を開発
したとのことです。
stirling7.jpg
また、現在は稲の籾殻に含まれるシリコン酸化物を還元してシリコンを
還元して高純度のシリコンをつくりだすことを目指しています。
また、小型太陽炉とスターリングエンジンを組み合わせて、太陽熱発電
に関する基礎研究も行っています。
stirling8.jpg
地表に約1KW/uのエネルギーで降り注いでいる太陽光を一点に
集中させて高温を得る小型太陽炉装置とスターリングエンジンを組み合わ
せて、太陽熱発電に関する基礎研究を行っていました。
太陽焦点は2000℃であるが、エンジン部を500℃が得られる位置に
設定し、スターリングエンジンで得られた発電量は120wであったとのこと
です。
stirling5.jpg
懇切丁寧な説明と示唆に富んだアイデアをいただいたり、またわざわざ
保管庫から貴重な機器を運んでいただき実物に触れさせていただいたりと、
活きた情報を得ることができました。
最後になりますが(財)若狭湾エネルギー研究センターの 篠田さま、佐藤
さま、中村さまには大変お世話になりました。ありがとうございました。
posted by EVF イベント at 04:47| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント
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