2018年01月25日

EVF見学会報告:防衛省技術研究本部

・見学会開催日時 : 平成30年1月25日(木)
・見学先:防衛省技術研究本部 陸上装備研究所 (旧防衛省技術研究本部)
       〒252-0206 神奈川県相模原市中央区淵野辺2丁目9−54
       電話: 042-752-2941
    http://www.mod.go.jp/atla/rikusouken.html
・参加者数:20名

今回は神奈川県の淵野辺にある 防衛省技術研究本部 陸上装備研究所を訪れました。陸上装備研究所は火器、弾火薬類、耐弾材料、耐爆構造、車両、車両用機器、施設器材などの調査研究を行っており、システム研究部、弾道技術研究部、機動技術研究部で構成されています。
最初にビデオで研究所の概況説明の後、展示室を見学し、その後で下記の設備を見学しました。
  1.CBRN対応遠隔操縦作業車両システムの研究
  2.IED対処技術の研究
  3.信管衝撃シミュレーション試験装置
 
<展示室見学>
展示室には旧陸軍の歴史的な資料を見ることが出来ます。
又、既存の「120ミリ迫撃砲」に改良型弾頭を組み合わせる事で、ローテクな迫撃砲が最新の精密誘導兵器に生まれ変わる様子等を見る事が出来ました。

<CBRN対応遠隔操縦作業車両システムの研究>
防衛装備庁.jpg今回の見学会の目玉はCBRN対応遠隔操縦作業車両システムの見学です。 CBRNとは、化学(Chemical)生物(Biological)放射性物質(Radiological)核(Nuclear)の頭文字をつなげた言葉です。
一応有人でも操作出来ますが、基本的には「無線」を使用して、放射能や毒ガスで汚染された地域とは「離れた場所から遠隔操作」が出来るのです。
<IED対処技術の研究>
郊外及び都市部に敷設されたIED(即製爆発装置・地雷等)の脅威から人員及び車両を防御するために、「マイクロ波レーダー、ミリ波レーダー、レーザーレーダー」という複数のレーダーを使用し、効率よく危険物を探す事が出来るので、地雷を探すスピードは各段に向上しそうです。

<信管衝撃シミュレーション試験装置>
キャプチャ.JPG信管が火砲から受ける発射衝撃は非常に大きいため、陸上装備研究所では信管衝撃シミュレーション試験装置を備えている。
本装置は、高圧チャンバに貯めた窒素ガスにより、飛翔体を長さ18.5mのランチャ内で加速して試験槽内に射出するものである。

1月見学会 ー2.jpg今回は大変内容の濃い見学会でした。大雪が残る寒空の中、器材の準備や詳細な説明をして頂いた中村研究調査官始め多数の研究官の皆様及び見学会のアレンジをして頂いた防衛事務官 齋藤秀夫様、ありがとうございました。

以上   (文責:久保田 惣治)
posted by EVF イベント at 16:00 | TrackBack(0) | 見学会
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