2016年11月24日

EVF見学会報告:造幣局さいたま支局

・見学会開催日時 : 平成28年11月24日(木)  10:00〜12:00
・見学先     : (独) 造幣局 さいたま支局
              〒330-0835 埼玉県さいたま市大宮区北袋町一丁目190番地22
               TEL.048−645−5899
・URL            http://www.mint.go.jp/
・参加者数    : 16名


造幣局は、近代国家としての貨幣制度の確立を図るため、明治新政府によって大阪の現在地(大阪市北区)に創設され、明治4年4月4日に創業式を挙行し、当時としては画期的な洋式設備によって貨幣の製造を開始しました
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造幣局東京出張所は昭和14年11月には、業務拡充のため東京都豊島区に移転し昭和14年に勲章、昭和16年に貨幣の製造を開始して、昭和18年9月に造幣局東京支局となりました。
その後、防災公園等の整備を進めるため、平成28年10月、現所在地(さいたま市大宮区)に移転して、さいたま支局として開局しました。

主な業務は
1)貨幣の製造:特にプルーフ貨幣セットを中心に製造しています。
  プルーフとは貨幣の仕上げ方法の名称で、美麗な鏡面と鮮明な模様を有する貨幣に仕上げるものです。
2)勲章の製造:勲章は国家又は公共に対し功労の有る方に授与されるもので、美術・尊厳・品格の諸要素を兼ね備える事が要求されます。
3)貴金属製品の品位証明、地金、鉱物の分析試験 :貴金属製品の品位証明はこの試験に合格したものには、マークを打刻してその品位を証明しています。このマークを「ホールマーク」と言います。又、官公庁の依頼に応じて、地金・鉱物の分析及び試験を行っています。
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見学会では見学通路からの工場見学(貨幣及び勲章製造工程)が見る事が出来ます。
貨幣の製造工程は 1.溶解 2.熱間圧延 3.冷間圧延 4.圧穿(あつせん:貨幣の形に打ち抜き) 5.圧縁(円形の縁をつける) 6.洗浄 7.圧印・検査 8.計数・袋つめ)です。

500円玉の偽造防止技術では 1.自動販売機用に材料の変更、 2.流通硬貨では世界初の斜めギザ 3.見る角度の反射光の明暗を応用した潜像加工技術  4.表面の「日本国」と「500円」の部分には微細線を、「桐の葉」の部分には微細点を施す等の工夫があります。

勲章の製造過程は 1.極印 2.圧写(模様のプレス) 3.切り抜き 4.ヤスリ 5.七宝盛り付け 6.七宝焼き付け 7.羽布(研磨) 8.メッキ 9.組立 です。
熟練した職員が芸術品ともいえる勲章を製造しています。

造幣博物館は,大判・小判等の古銭をはじめ、明治以降の我が国の貨幣・外国の貨幣のほか、勲章・金属工芸品等多数展示しており、貨幣の歴史を見ることが出来ます。
千両箱や500円玉などが入っている布袋もすごく重かったことでした。昔の大判小判の大きさ、美しさにも感動しました。

記念貨幣では東京オリンピック記念に始まり万国博記念、沖縄海洋博記念、天皇陛下在位50周年記念や地方自治体記念のカラフルな記念貨幣が楽しいです。

造幣局では貨幣の他にも勲章やオリンピックのメダルの製造や、貨幣製造、偽造防止技術の維持、向上のために国民栄誉賞、国宝章牌、七宝章牌などの金属工芸品を製造しています。
勲章は大量生産技術ではなく、すべての勲章について熟練作業員が一つ一つ手作りしていること、年間4000個も作っていることにも驚きました。

又、造幣局では、未使用貨幣をケースに収めた貨幣セット及び特殊な技術を用いて表面に光沢を持たせ、模様を鮮明に浮き出させたプルーフ貨幣をケースに収めた貨幣セットの販売を行っており記念や贈答品、お土産品に好評です。

今回の見学会は11月では54年振りの雪の中、今年10月に移転したばかりの造幣局さいたま支局と博物館を楽しく見学しました。

最後にご丁寧にご案内して頂いた森さん、ありがとうございました。
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千両箱がものすごく重かったこと、500円玉などが入っている布袋もすごく重かったことでした。昔の大判小判の大きさ、美しさにも感動しました。  
また、勲章は大量生産技術ではなく、すべての勲章について熟練作業員が一つ一つ手作りしていること、年間4000個も作っていることにも驚きました。
posted by EVF イベント at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 見学会
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