2015年09月17日

EVF見学会「イワタニ水素ステーション」

第64回EVF見学会(‘15/9/17)の概要報告    (岡  昂)
・見学会開催日時  平成27年9月17日(木)  10:00〜12:00
・見学先   イワタニ水素ステーション 芝公園
  http://www.iwatani.co.jp/
        〒105−0011 東京都港区芝公園4−6−15
参加者数  28名
未来の水素社会をじかに感じてみようということで、日本初のショールーム併設型水素ステーションを岩谷産業(株)のご厚意で見学させていただきました。
あいにくの雨でしたが、東京タワー真下の水素自動車用ステーションに大勢でお邪魔しました。
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ここのステーションの特徴は水素充填システムの心臓部となる圧縮機にドイツ・リンデ社の小型水素圧縮機(イオニック・コンプレッサー)を採用していること、最新の充填技術に対応し、満タンに相当する5Kgを3分で充填する急速充填を実現したことだそうです。
水素供給方式は液化水素貯蔵、充填能力は340Nm3/h(1時間当たり6台の充填が可能)、圧縮設備の能力は340Nm3/h,圧力は吸入0.6MPa、吐出82MPa、畜ガス設備の内容積300LX3本(3バンク切り替え方式)、常用圧力82MPaがその仕様です。
水素燃料は環境に優しいだけでなく、車に充填するときの時間の短さが電気自動車などと比べて圧倒的に短いことがその使いやすさと説明してくれました。設備見学の最中にも数台の唯一の水素燃料自動車であるトヨタ「ミライ」が訪れて充填を簡単にしていました。なおセルフで充填できるのはまだまだ先のようです。
さて見学は人数が多いので2班に分かれて行いました。トヨタ「ミライ」の説明・見学と水素充填設備の見学です。
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トヨタ「ミライ」の見学はEVFの元自動車会社出身の技術者の方々が隅々までチェックして質問していたのが印象的でした。この車は定価は700万円位ですが、補助金等が付くので実売は400万円位でちょうどトヨタ「クラウン」と同等の価格帯になるそうです。気になる燃料の価格は政策価格ですが¥1100/Kg(満タンで¥5,500)で満タンで700Km近く走行できるそうですからお近くに水素ステーションができれば購入してみようかなという意見も出るくらいでした。
水素充填設備は「ミライ」400台分の充填ができるものだそうですが、副産物として精製される燃料工場から液体水素(−253℃、体積で1/800)として運んできたものを液体水素貯槽に貯め、気化器を通して、再度圧縮して高圧蓄圧器を通して水素ディスペンサーから自動車に充填する仕組みです。水素は4%の濃度となると爆発する危険性があるので、設備的には水素が貯まらない様に設備はすべて地上に設置されています。気になる安全性に関する多くの質問にも丁寧の答えていただきやはり勉強をするものだなと思った次第です。
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最後になりましたが、熱心に「ミライ」をご説明いただいた(株)トヨタエンタープライズの内田 杏奈様、岩谷産業(株) 広報部マネージャー 湯川 英行様、我々の要望で施設の案内をしていただいた岩谷産業(株) 水素エネルギー部 企画推進担当の大川 雄嗣様に御礼申し上げます。
                           −以上−
posted by EVF イベント at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 見学会
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