2015年06月25日

EVF見学会「防衛省先進技術推進センター」

・見学会開催日時  平成27年6月25日(木)10:00〜12:00
・見学先   防衛省 技術研究本部 先進技術推進センター
  http://www.mod.go.jp/trdi/
        東京都世田谷区池尻1−2−24
・参加者数  28名

今回は環境問題とは趣を変えて、先進技術にはどのようなものがあるか勉強してみるということで軍事技術では今何が行われているかを防衛省にお願いして見学させていただきました。
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まず初めに防衛省ならではのきちんとした対応の中で、民間の人々に何が行われているのかを理解してもらうというオープンな対応に驚き、感服したことを報告させていただきます。
さてここ先端技術推進センターは、防衛省が重視する基盤的技術を含む先進技術の装備品への適用研究を効率的かつ集中的に実施・実証することに重きを置いた研究組織だそうです。

まず技術研究本部とは防衛省の特別の機関として設置され、陸・海・空の自衛隊が使用する車両・船舶・航空機・誘導武器および各種装備品に至るまでの幅広い分野の研究開発を一元的に行う組織で総員1,084名(研究職517名)、年間予算1,606億円で運営されているそうです。    

その一翼を担う先進技術推進センターは総員73名(研究職55名)で運営されていますが研究職の方の多くは一般公務員なのだそうです。研究組織は3部門に分かれており「M&S(モデリング&シミュレーション)・先端技術担当」「CBRN(化学・生化学・放射線・核)対処技術担当」「ヒューマン・ロボット融合技術担当」で構成されています。

研究内容紹介はまず先進センターの概要説明とM&S技術を解説していただいた後で2班に分かれて「先進個人装備システム技術」「個人防護装備技術」「ロボットシステム技術」をそれぞれの研究に従事されている研究職の方々から説明いただき、質疑応答をさせていただきました。

各展示内容に2〜3名の研究所の方が対応していただけただけでなく、我々の素朴な質問に対しても快く解説していただいたことに驚きました。

個人装備品にせよロボットにせよ軍事技術であるだけに民間技術とはレベルの違う難しさがあることがご説明の端々からよく分かりました。先端個人装備システムなどでは今やIT技術が満載で30Kgの重量の装備(総額で700万円だそうです)を抱えて戦闘するのだそうですが想像を超えるものでしたし、ロボットも民間のロボットとは適用分野が異なり多目的自律走行ロボット、手投げ式偵察ロボット、無人機の操縦などでまだまだ技術的な苦労があるのだそうです。

きっと展示できない極秘事項もあるのでしょうが、戦争で人命の被害を以下に軽減するかだけでも実に様々な分野の研究が行われていることと今や高度なIT技術なしには防御的な戦闘行為もできないのだということに驚きました。

最後になりましたが、熱心にご説明いただいた総括研究管理官 工学博士 久島 士郎様以下の各研究分野のご担当の皆様に御礼申し上げます。
posted by EVF イベント at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 見学会
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