2017年09月28日

EVF見学会報告:出光興産(株)千葉製油所・工場

・開催日時: 平成29年9月28日(木)10:45〜13:00
・見学先 : 「出光興産(株) 千葉製油所・工場」報告
        http://www.idemitsu.co.jp/factory/chiba/index.html
・参加者数 : 16名

9月度EVF見学会は前夜からの大雨の為に内房線が大幅に乱れ訪問先への到着が約30分遅れたため、先方が予定していた見学内容とコースが残念ながらかなりカットになりました。
内房線の「姉ヶ崎駅」まで出光興産(株)のマイクロバスで迎えに来て頂き、千葉製油所・工場に着くと先ず、本館事務所講堂のビデオで製油所・工場の概要説明がありました。003-2.JPG
出光興産(株)千葉製油所・工場(10月1日から千葉事業所に名称変更)は、「燃料油の精製・製造」と「石油化学製品の製造」を行う一方で、「潤滑油」「機能化学品」「機能性樹脂」などの高付加価値製品の製造を行う、出光グループのなかで最大規模の事業所です。

千葉製油所は1963年(昭和38年)に操業を開始。出光興産(株)の基幹事業所として、最先端の装置や生産システムを多数導入し、首都圏を中心に旺盛な需要に対応しています。因みに年間原油処理能力は、日本の石油消費量の約5%を生産し、出光全体の40%にあたるそうです。
製油所と石油化学工場が一体化したメリットを最大限に活かし、石油精製からプラスチック材料の生産まで、効率的で一貫した生産体制を実現しています。
製油所の設備能力は190,000バレル/日(30,000キロリットル/日)の原油処理能力をもつ常圧蒸留装置や石油留分に応じた多くの精製装置を有し、出光で唯一の潤滑油生産拠点として潤滑油精製装置があります。
006-2.JPG原油は、加熱炉で約360℃に熱せられたのち常圧蒸留装置に送られ、沸点の違いを利用してLPG・ガソリン・ナフサ・軽油・重油などの石油製品のもととなる留分に分けられ、更に様々な精製工程を経て製品化されます。

千葉工場は1975年(昭和50年)に操業を開始。エチレンをはじめポリプロピレン、シンジオタクチックポリスチレンなどの樹脂を生産しています。敷地内には機能材料研究所を有し、ユーザーニーズに直結した生産体制をつくりあげています。
工場には製油所からパイプラインで送られてくるナフサやLPガスを分解して石油化学製品の基礎原料であるエチレン、プロピレン、アセチレンなどを製造するエチレン装置(設備能力374,000トン/年)や、ナフサからベンゼンやパラキシレン、高沸点溶剤を製造する芳香族製造装置(設備能力:パラキシレン265,000トン/年、高沸点溶剤20,000トン/年)があり、石油化学原料となるモノマーから、プラスチック成形加工用のポリマー(合成樹脂)まで生産しています。

千葉製油所・工場の環境への取り組みでは、1963(昭和38)年の操業開始時から周囲にグリーンベルトを設け、地域の景観と環境に配慮した緑豊かな「公園工場」としてスタートしました。これは公害対策基本法公布の10年前のことで、わが国の工場における緑化や美化の先駆けとなり、2008年12月に石油・石油化学業界初のSEGES(社会・環境貢献緑地評価システム)認証を取得しています。
千葉製油所・工場では安定したエネルギー供給のために省エネルギーの推進、ゼロエミッション工場を目指した廃棄物削減の取り組みをはじめ、大気、水質等の環境負荷低減はもとより、環境に負担をかけない製品づくり、資源化推進等により、地球規模および地域の環境保全に取り組んでいる様子を見学することが出来ました。

今回の見学会で、出光興産(株)千葉製油所と工場が一体化したメリットを最大限に生かし、各種原料はもとより、蒸気、電気、ガスなどの用役を共有、また工場からの副産物を製油所で活用するなど、諸設備を相互活用することにより効率的な生産体制を実現していることが良くわかりました。
また、初めて見る広大(製油所地区:約82万坪、工場地区:約33万坪)で環境に配慮された製油所構内のバス見学と製油一課計器室での藤原様の判り易い丁寧なご説明に参加者みな感激でした。特に、省エネルギー優秀事例全国大会で1986年度から継続的に優秀事例として表彰されている省エネルギー活動、25年以上にわたり取り組んでいるTPM活動(全員参加の経営改善活動)の説明や運転中の景気室内での地震発生時装置自動停止システムや多くの装置群の運転監視状況見学などこれまでの見学会では知ることのできなかった知見を得たり、騒音対策など日頃参加者が疑問に思っていたことも適切に答えて頂きました。
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最後になりましたが、EVF見学会の企画をアレンジして頂いた総務課 小曽根春男様、 長野優花様 ありがとうございました。
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2017年07月27日

EVF見学会報告:富士通テクノロジーホール

開催月日:7月27日(木)
訪問先:「富士通テクノロジーホール」
参加者:22人

富士通は1935年通信機メーカーとして誕生しました。
川崎工場は富士通の本店で開発設計の拠点であり、製造ラインを持たない工場です。敷地内は広く、東京ドーム2.5倍のスペースに、豊かな自然に囲まれて、最先端のテクノロジーが川崎工場から生まれています。
今回は川崎工場内「富士通テクノロジーホール」を見学しました。

富士通テクノロジーホールは下記の3つのゾーンがあります。

  Now & Future Zone  新たな発想でより良い社会を
  Presentation Zone お客様とともに豊かな未来を 
  History Zone  それは挑戦の歴史。 80年以上に及ぶ富士通の歴史を紹介
 
 <Now & Future Zone>
Tour20170722r1.jpg 富士通はICT(情報通信技術)を活用した新しい製品やサービスをうみだしています。
ここでは携帯電話やパソコンをはじめ、社会の発展に貢献していく様々な分野の最新技術が展示されています。
 今回は20の最新技術の内、下記の4つを体験しました。
 
  1.3D心臓シュミレーション
   従来は白黒でしか出来ませんでしたが、カラーで心臓の動きが立体的に見ることが出来ます。
   しかも、輪切りにした状態で内部の血管の動きや、血管の太さや血液の流れの方向が色別に表現されています。
  患者は手術前に、自分の心臓の状態をシュミレーションで見て理解できる等、近い将来には手術の重要なツールになると思われます。
 2.3Dセンシングで実現する新しいスポーツの世界
  年々高度化する体操競技.の判定は年々困難になってきています。
  1秒間に約230万点のレーザーを対象物に向けて発光する事による測定で体にセンサーをつける必要がなくリアルタイムで高精度な採点につなげることができます。
 3.農業経営ソリューション
  農薬を使用しないので、洗う必要がなく雑菌が付かないので長持ちする。
  低カリウムレタスはカリウムの気になる方にも安心です。
 4.人口知能 Zinrai
   Zinrai(ジンライ)」の語源は、 素早く、激しいことを意味する「疾風迅雷(しっぷうじんらい)」。 人の判断や行動をスピーディーにサポートし、企業や社会をダイナミックに変革させたいという想いが込められています。

<Presentation Zone>
Tour20170722r2.jpgPresentation Zoneでは富士通が世界に誇る最先端技術・スーパーコンピューター「京」を見ることが出来ます。
「京」は88,128個のプロセッサを接続した超大型システムで、1秒間に10の16乗(1京)の演算が行える性能です。
精密なシュミレーションで台風の進路や集中豪雨などの予測、新しい医療品の開発などに貢献しています。

<History Zone>
80年以上に及ぶ富士通の歴史を紹介しています。それは挑戦の歴史です。
1935年、富士通は通信機メーカーとして誕生しました。以来、電話交換機の技術を応用したリレー型計算機、日本の8ビットPCの始祖FM−8、国内初のCD―ROM搭載機など日本のパソコン史に残る名機が見れます。
又、地球5周以上の長さに到達している海底通信システムなど富士通の歩みを確かめる事が出来ます。

Tour20170722r3.jpg最後になりましたが、ご丁寧にご案内して頂いた森本様、謝敷様及び総務部 シニアマネージャー 荻野 浩之 様ありがとうございました。
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2017年06月22日

EVF見学会報告:東日本旅客鉄道(株)大宮総合車両センター

・開催日時: 平成29年6月22日(木)
・見学先 : 「東日本旅客鉄道椛蜍{総合車両センター」
          http://www.stib.jp/sangyokanko/jr.shtml
・参加者数 : 22名

「東日本旅客鉄道椛蜍{総合車両センター」は大宮駅に隣接して1894年(明治27年)に設立された歴史を持ち、長く「大宮工場」と呼ばれてきたが、2004年(平成16 年)6月1日に現名称に変更しました。1894年に当時の日本鉄道葛ニ務部汽車課として設立されて以来、120年にわたり鉄道車両のメンテナンスや新造・改造を行っています。対象となる主な車両は首都圏を走る通勤車両や特急車両、またJR東日本管内のSL修繕も行われています。通常、車両は各地区にある車両センターで定期検査を受けていますが、約3年に1回の割合で大宮総合車両センターに「入場」 し、2週間から1ヵ月程度かけて詳細な検査・修繕が行われます。

20170622R01.jpgレクチャーを受けた後、全員ヘルメットを被って見学コースへ案内していただきました。
検査の流れは車両が入場するとどの様な検査・修繕が必要かをチェックし、車体をジャッキアップして台車と車体を切り離します。台車は台枠と輪軸に解体し、モーター等も外します。台枠はキズのチェックやブレーキ部品の検査をし、輪軸は軸の傷や軸受けの検査を入念にチェックし、モーター・速度メーター・パンタグラフ等の様々な部品を検査・修繕します。
20170622R02.jpg車体は車体側面の溶接や、ドアを動かす装置の動作チェック、塗装・窓ガラス等の修繕・交換をし、再度台車に車体を乗せて、出場監査・試運転等の検査を行います。


20170622R03.jpg「東日本旅客鉄道椛蜍{総合車両センター」の特徴は次の通りです。
1.ISO9001を取得し「品質の確保」につとめ、ISO14001を取得し「環境 保全」につとめ、廃棄物処理リサイクル99.9%にし、構内はバッテリー車にするなどCO2の排出削減活動取組んでいること。
2.地域との関わりとしてインターシップ(高校生や大学院生の職場体験)や東日本地域のイベントの参加(大宮中山道まつり等)、鉄道ふれあいフェア、見学会の実施、鉄道博物館との連携等を行っていること。
3.社員の育成機関としての訓練所機能を果たしている。明治27年に日本鉄道(株)業務部汽車課として大宮工場が設立され、昭和62年の民営化に移行するまで、鉄道工場専業として広い敷地有し、大勢の職員を支えてきたことからしても「鉄道の町・大宮」と言われる所以であった。

私たちは何となく電車に乗っているが、 その電車や機関車を故障なく走らせるために、大勢の技術専門家が関わってメンテナンスをしていることを目の当たりに見させていただきました。とくに重機を使っての仕事だけに男の職場であると実感すると共に、長年にわたる技術を積み上げてきたノウハウを如何にして後輩たちに引き継いでいくかにかかっている職場でもありました。これからは電車に乗るのにも維持管理に努めている人たちのこと を意識しながら乗りたいと思います。
20170622R04.jpg最後になりましたが、ご親切にご案内していただいた東日本旅客鉄道株式会社
総務課 片岡義雄様、ありがとうございました。
                    文責   久保田 惣治
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2017年05月25日

EVF見学会報告:ウェザーニューズ社

5月度EVF見学会の報告

実施日:2017年5月25日(木) 10:00〜12:00
見学先:「株式会社ウェザーニューズ社」
〒261-0023 千葉県県千葉市市美浜区中瀬1-3 幕張テクノガーデン
      Tel. 043-274-1939
 https://jp.weathernews.com/corporate-outline/
参加者:22名

本日は午前中に元ウェザーニューズ社社員の三枝茂氏のご案内で同社を見学し、午後は同氏から「気象情報のビジネスへの活かし方」という演題でご講演を頂きました。
同社の気象情報がどのように作られ、どのような分野のビジネスに活かされているのかについては午後のセミナーで詳しくご説明頂きましたので、別発行の「セミナー概要報告」をご覧頂くこととし、本報では見学会に焦点を合わせた内容を報告します。

1.ウェザーニューズ社設立の経緯
 ウェザーニューズ社は、1970年月に小名浜港を襲った爆弾低気圧のために貨物船が沈没し15名の尊い命が失われた事故をきっかけに、創業者の石橋氏の「本当に役立つ気象情報があればこの事故を防げたかもしれない」という思いにより1986年に設立された。

2.ウェザーニューズ社の組織
 同社は日本にあるグローバルセンターのもと、アムステルダム、コペンハーゲン、オクラホマ、ヤンゴン、マニラに各地域センターを持ち、海、空、陸すべてのサービスにおいて連携しながら、24時間365日、顧客をサポートしている。年商145億円、従業員数764名(内:海外109名)で運営している。もともとは海運会社向けの気象情報サービスから始まった。

3.主なサービス分野
もとになる気象情報は、独自の観測インフラ(衛星、レーダー、各種センサー他)、サポーター情報、全世界の公的機関による観測情報等により収集される。
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次にこれらのもと情報をベースに、スパコンを用いた14種類の独自予測モデルで分析と予測を行なう。予測結果は航海気象、陸上気象、航空気象、生活気象の分野ごとに44市場に向けてサービスを行なっている。

3−1.航海気象
 全世界の外交船舶2万隻の内6000隻に対し安全で経済的な運航をサポートする。
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3−2.陸上気象
 道路気象、鉄道気象、工場気象等々、約20の気象分野にサービスする。代表的な事例として、全国の97%約53,000店舗のコンビニに対し最適な発注をサポートしている。

3−3.航空気象
 約7000便/日の航空機に対して安全で経済的、そして乗客には快適な空の旅をサポートしている。
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3−4.生活気象
 日常生活に密着したトラベル気象、放送気象、栽培気象、山岳気象、スポーツ気象等々 約20分野について気象情報をサービスしている
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気象庁からTV等で提供される気象情報とウェザーニューズ社から提供される気象情報の決定的な違いは、前者が疎で画一的な一般情報なのに対して、後者は対応策までセットにした費用対効果が伴う密な情報であるという点である。

最後になりましたが、説明や案内をして下さった宮部取締役、三枝事務局長、高橋様に厚く御礼申し上げます。
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                                   (文責:小栗武治)
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2017年04月20日

EVF見学会報告:昭和電工(株)プラスチックケミカルリサイクル(KPR)

EVF見学会の報告

・開催日 : 平成29年4月20日(木)
・見学先 : 昭和電工(株)プラスチックケミカルリサイクル(KPR)
             〒210-0867 神奈川県川崎市川崎区扇町5-1
・URL  : http://www.sdk.co.jp/kpr/index.html
・参加者数: 15名

軽くて変化しないプラスチックは大変便利ですが、使用済みになるとその長所が短所になり、一度利用されると利用価値の無いものとして焼却すると有害物質であるダイオキシンが発生し、各地で問題となってきました。使用済みプラスチックを再利用する有効な方法(手法)がなかなか見出せない中、環境問題がクローズアップされ、 環境にやさしく利用価値の高いリサイクル方法(手法)が求められていました。
Tour20170420r1.jpg昭和電工のプラスチックケミカルリサイクルは、家庭や企業で一度利用され商品価値のなくなった使用済みプラスチックをガス化し、アンモニアを製造します。

KPR(ガス化手法)工程は下記の様になります。

[工程-1] 破砕成形設備にて 減容成形
 収集された使用済みプラスチックは昭和電工川崎事業所へ運ばれ、投入コンベアーにより破砕機に投入されます。 破砕した使用済みプラスチックは異物を除去した後、成形機により小さな固まり(成形プラ)に加工されます。
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[工程-2] ガス化設備にて 合成ガスを製造
 2つのガス化炉を通ってプラスチックは合成ガスになります。 プラスチックの固まりは「低温ガス化炉」と「高温ガス化炉」という2つのガス化炉の中で温度と圧力を調整され、水素と二酸化炭素の合成ガスとなります。 昭和電工ガス化プロセスは合成ガス生成過程で回収されるスラグ、金属類、塩、硫黄は、全て「資源」として有効利用されるゼロエミッション型リサイクル設備です。
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[工程-3] 合成ガス中の水素からアンモニアを製造
 ガス化設備で作られた水素と二酸化炭素の合成ガスは、アンモニア製造設備へ運ばれ、合成ガスから水素を取り出し、その水素を利用してアンモニアが作られます。二酸化炭素は隣接している工場にてドライアイス、液化炭酸ガスとして出荷されています。
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[アンモニアってなに? なぜ、アンモニアを製造できるの?]
 アンモニアは一般的には、肥料やアクリル系の繊維等、様々な工業製品の原料になります。石炭や重油等の燃焼に伴い発生する有害な窒素酸化物を除去したり、工場等からでる酸性の廃液等を中和する薬剤として利用されます。アンモニアは無色・透明の気体で、洋服やプラスチック製品など、暮らしに身近な製品の原料や薬剤として使われる化学製品です。
アンモニアは、窒素と水素の化合物で、主に石油を精製してできるナフサ等から水素を取り出し、空気中の窒素と合成させて製造されます。
 プラスチックは炭素と水素を主成分としており、主に石油から作られています。
 ナフサなどをプラスチックに置き換え、水素を取り出すことにより、従来の原料と変わらぬものとして利用されアンモニアを製造することができるのです

[KPRガス化プロセス3つの特長]
1.塩素を含んだプラスチックでもリサイクルが可能で、分別の必要がありません。工程内から取り出した塩素分も再び基礎化学品としてリサイクルできます。
2.炭酸ガスは、大気放出されることなく、ドライアイスや液化炭酸ガスとして利用されます
3.合成ガス生成過程で回収される、スラグ、金属等は、「資源」として有効利用されるリサイクル設備です。
最後になりましたが、大変親切にご案内いただいた昭和電工(株)プラスチックケミカルリサイクル(KPR)推進室 篠原 様  竹田 徹室長様、ありがとうございました。
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                        (文責:久保田 惣治)

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2017年03月23日

EVF見学会報告:日清オイリオ横浜磯子工場

3月度EVF見学会報告               小栗武治
実施日:2017年3月23日(木) 10:00〜12:00
見学先:「日清オイリオ横浜磯子工場」
〒220-8623 神奈川県横浜市磯子区宝新森町1番地
      Tel. 045−757−5038
      http://www.mapion.co.jp/phonebook/M26032/14107/21430113109/
参加者:18名

Tour20170323R1.jpg日常私たちが口にする食用油を生産する日清オイリオ磯子工場を見学しました。工場はJR磯子線磯子駅のすぐ前、徒歩5分のところにあります。最初にVTRにより原料から食用油ができるまでの分かりやすい説明がありました。磯子工場は1963年に建設され、1,000名の従業員が働き、うち400名が日清オイリオの社員だそうです。

 1.食用油の作り方
 油の原料には、菜種、大豆、ゴマ、オリーブ、ブドウの種、べに花、トウモロコシ、コメ、ヒマワリ、パームなど多種にわたることを知りました。世界各地から運ばれた原料は船から直接大きなホースにより吸い上げてサイロにためます。次に原料中の異物などを取り除き、原料を粉砕し機械で絞り原油を作ります。その後原油からガム質などの余計なものを取り除き、脱色・脱臭された後品質チェックを受けボトルに詰められます。除去されたガム質は他の製品の材料に、また搾りかす等は肥料や、家畜の飼料などとしてすべて有効に活用しているとのことです。

 2.主な施設
磯子工場は約10,000坪(東京ドーム9個分)、原料保管用サイロは191本、工場の専用ふ頭には70,000トンの大型船が係留できます。ボトリング用の機械は200本/分の能力を持ち、完成した製品は自動倉庫で保管・管理されます。敷地内には都市ガスを使った自家発電設備があり電力は自給しているとのことです。発電施設で余った熱を使って蒸気を作り利用しています。工場では「ISO 9001(品質マネジメントシステム)」、「ISO14001 環境マネジメントシステム」を取得しており、品質管理や環境保全に努めているとのことです。
 
Tour20170323R2.jpg 3.工場見学
油を搾るという工程上、環境にやさしい圧縮天然ガスで走る見学用バスで、広大な工場
敷地内を巡回しながら各施設の説明を受け、ボトリング工程を見学しました。
工場敷地ではかなり油の臭いが漂っていますが、敷地外では臭わないようにコントロールしているとのことです。臭いや工場排気、排水等については横浜市と公害防止協定を結んで協定値以下に収めているとのことです。
工場見学会の後、展示室で、原料や商品のサンプルを見学しました。

Tour20170323R3.jpg最後になりましたが、説明や案内をして下さった神谷様に厚く御礼申し上げます
                        (文責:小栗武治)
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2017年01月26日

EVF見学会報告:味の素 川崎工場

EVF見学会の概要報告      (久保田 惣治)
・開催日時 : 平成29年1月26日(木)
・見学先  : 味の素 川崎工場
          https: //www.ajinomoto.co.jp/kfb/kengaku/kawasaki/ 
・参加者数 : 14名

「味の素」は1888年、葉山の海岸で鈴木ナカが、化学の知識が無いながらも家計の足しにと海草からヨードを取り出す試みから始まった。
当時帝国大学理科大学の助教授であった池田菊苗博士は、昆布だしを味わう内に、4つの基本味である甘味、塩味、酸味、苦味とは違う、もうひとつの味があることを確信。研究を重ねた末、1908年についに昆布だしの味の成分がグルタミン酸というアミノ酸の一種であることを発見し、この味を「うま味」と命名する。そして、グルタミン酸を原料としたうま味調味料の製造方法を発明し1909年5月、「味の素」と名付けた調味料を満を持して世に送り出した。
「味の素」は現在では世界の130か国で販売されています。

「味の素」の工場見学には 1.「味の素」コース、 2.「ほんだし」コース 、3.「COOK DO」コースの3つがあり、今回は「ほんだし」コースを見学しました。

見学会はまず「シアター見学」です。360度の大迫力スクリーンでうま味と共にあった日本人の食のあゆみを体感しました。
「シアター見学」の後は「アジパンダ」バスに乗って工場に移動します。
工場は33万平米と広大で、京急電鉄の「鈴木町駅」は味の素の鈴木三郎助社長にちなんで名付けられたそうです。
Tour20170126R1.jpg「ほんだし工場」に入るとまず「かつお節削り体験」です。
私たちが小さい頃には家庭では毎日「かつお節削り」をしていたと思いますが、今では「かつお節削り」をされている家庭では無いでしょう。そんな昔懐かしい体験もしました。

「ほんだし」の製造工程は、赤道付近で水揚げされたかつおは-20度で冷凍され、かつお節工場に運ばれる。かつお節工場ではこだわりの薪で煮熟・焙乾され、深い香りとこくが染み込み、燻かたの違いで、「深燻し」、「極深燻し」、「浅燻し」の3種類のかつお節になる。
かつお節は粉砕工程で5mmから更に1mmに砕かれ、かつおのうまみや煮汁からと作ったエキスをかけられた後に顆粒状にされる。サラサラな顆粒状にすることで溶けやすく、どんな料理にも合いやすくなります。

製造工程見学の後はうまみ体験・「ほんだし」おにぎり試食会です。
お味噌だけで作ったお味噌汁にほんだしを加えることに依って味が全く変わるのは吃驚です。

味の素川崎工場が稼働し始めたのは1914年。その頃の多摩川沿いは芦原や畑・松林が広がる土地でした。それから100年、川崎市はベッドタウンとして成長を遂げ、多摩川沿岸も様々な工場や住宅がひしめき合う様になっています。
食品やアミノ酸の製造過程から出る排水には、窒素や有機物が多く含まれています。もしそれらを処理せずに多摩川に放流すれば、植物プランクトンや藻が大量発生し、水質を悪化させる原因になりかねません。そこで川崎工場の排出処理施設では、微生物の力を使って窒素や有機物を除去し、多摩川の水よりもきれいにして環しています。また排出処理工程で出る汚泥も、乾燥させることで肥料の原料として資源化して、循環しています。

製造過程では電力を大量に使用しますが、川崎工場では必要なエネルギーはすべてを自家発電でまかなっています。発電の要となるのが6基のガスエンジン設備とボイラーです。
この設備では工場内で必要な電力以上の発電が可能なため、余剰電力は東電に売電しています。

製造過程で出る「搾りかす」も燃料として使用しています。川崎工場で製造している液体調味料は大豆の搾りかすが(ヒューマス)発生します。従来ヒューマスは燃料として使用するのが困難でしたが、濾過洗浄技術の向上に取り組み、石炭並みの熱量を有するバイオマス燃料として利用することが出来る様になりました。

この様に味の素は地域の特色に合わせて環境への取り組みを進めています。

最後になりましたが、ご親切にご案内頂いた味の素うま味体験館の皆様ありがとうございました。
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2016年12月15日

EVF見学会報告:J-Power 磯子火力発電所

EVF見学会の概要報告
・見学会開催日時 : 平成28年12月15日(木)10:00〜12:00
・見学先     : J-Power 磯子火力発電所
            〒235-8510 横浜市磯子区新磯子町37-2
・URL    : http://www.jpower.co.jp/bs/karyoku/open_day/isogo.html
・参加者数    :18名

7月の川崎バイオマス発電所に続き、今回は石炭専焼の磯子火力発電所を見学しました。
まず、発電所建設の経緯、機能的特徴・能力等などについてVTRで勉強した後、発電所の特徴を示す大掛かりなジオラマで説明を受けました。その後所内を見学し最新鋭の発電所のすごさを実感しました。
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発電所のジオラマ








1 . 発電所建設の経緯
当発電所は昭和40年代初めに大都市に位置する発電所として日本で初めての公害防止協定を横浜市を締結、 いち早く排煙脱硫装置を設置するなど環境保全対策に力を入れつつ電力の安定供給を進めてきた。発電設備の老朽化や横浜市の新たな環境改善計画への対応などのため、平成14年〜平成21年に超々臨界蒸気を採用した発電設備への置き換え、および最新の環境対策設備の設置などを行い、環境負荷軽減とエネルギー効率向上を両立させたコンパクトな都市型石炭火力発電所に生まれ変わり現在に至っている。

2 . 発電システムの概要
1)船で運ばれてきた燃料炭は発電所の岸壁で陸揚げされ、ベルトコンベアで石炭サイロ、石炭バンカー、給炭機へと運ばれ、 最後に微粉炭機で粉末状にされる。
2)粉末になった石炭はボイラーで燃やされ、この熱によってボイラー内部にある何千本もの細いパイプを通る 水を加熱し、高温・高圧の蒸気を作る。主蒸気圧力は25MPa、主蒸気温度600℃、再熱蒸気温度620℃。 敷地を最大限に活用するため、同規模の従来型ボイラーより設置面積の少ないタワー型ボイラーを日本で初めて採用している。
3)発生した蒸気はタービンに送られ、その噴射力と膨張力によりタービンの羽根車を高速回転させ、発電機ローター を回転させることにより電気を起こす。 タービンを回転させた蒸気は復水器に送られ、海水で冷却されて水に戻り、再びボイラーに送られる。 
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蒸気タービンと発電機








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コントロールルーム








3 . 発電所の稼働状況
・年間約85%の稼働率であり、1・2号機合計で120万kWを発電し154kV系統で送電、横浜市の1/3の需要を満たす。
・使用燃料は海外炭100%、従業員数約300名で稼働。

4 . 環境保全 :
・横浜市と当発電所は当初「公害防止協定」を締結していたが、新設備の導入を機に改めて
「環境保全協定」を締結。
<環境保全協定値の例>
・窒素酸化物 : 13ppm
・硫黄酸化物 : 5ppm

<環境保全設備と能力等の例>
・乾式排煙脱硝装置 : 脱硝率91.9%
・集塵装置 (電気式集塵装置): 集塵効率=99.97%
・乾式排煙脱硫装置 (活性炭吸着法):脱硫効率=97.8%
・煙突 : 200m (2缶集合型)
・緑地面積率 20%

<水質・温排水対策>
・発電所で発生するプラント排水は総合排水処理装置により浄化し排水する。また復水器で蒸気の冷却用に使われる海水の取・放水温度差は7℃以下。

<粉塵飛散対策>
・石炭や灰の貯蔵・輸送にあたっては、屋内式石炭サイロや空気浮上式コンベアなどを採用し、密閉構造にすることにより粉塵の飛散を防止している。

<騒音・振動対策>
・発電機などの機器類を建屋内に収納することや、低騒音型機器を採用することにより、振動や騒音が周辺環境に与える影響を低減している。

<景観>
・建屋、煙突等の配置・形状・色彩について周辺景観との調和に配慮している。港町・横浜にふさわしい発電所となるよう、海からの眺めにも工夫している。

<緑化>
・緑地を整備し、常緑広葉樹を主体とした植栽を行なっている。

<石炭灰の有効活用>
・石炭を効率的に燃焼させるだけでなく、副産物である石炭灰をセメント原料としてほぼ全量有効利用し石炭灰の再資源化にも力を入れている。

見学により日本の最先端の火力発電所の技術内容や能力のすごさを認識し、日本人として誇らしい気持ちになりました。大変丁寧に説明・案内をして下さったISGOエネルギープラザの浅野館長殿に感謝申し上げます。 
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発電所外観
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見学チーム一行
                    
以上
             (文責:小栗武治)
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2016年11月24日

EVF見学会報告:造幣局さいたま支局

・見学会開催日時 : 平成28年11月24日(木)  10:00〜12:00
・見学先     : (独) 造幣局 さいたま支局
              〒330-0835 埼玉県さいたま市大宮区北袋町一丁目190番地22
               TEL.048−645−5899
・URL            http://www.mint.go.jp/
・参加者数    : 16名


造幣局は、近代国家としての貨幣制度の確立を図るため、明治新政府によって大阪の現在地(大阪市北区)に創設され、明治4年4月4日に創業式を挙行し、当時としては画期的な洋式設備によって貨幣の製造を開始しました
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造幣局東京出張所は昭和14年11月には、業務拡充のため東京都豊島区に移転し昭和14年に勲章、昭和16年に貨幣の製造を開始して、昭和18年9月に造幣局東京支局となりました。
その後、防災公園等の整備を進めるため、平成28年10月、現所在地(さいたま市大宮区)に移転して、さいたま支局として開局しました。

主な業務は
1)貨幣の製造:特にプルーフ貨幣セットを中心に製造しています。
  プルーフとは貨幣の仕上げ方法の名称で、美麗な鏡面と鮮明な模様を有する貨幣に仕上げるものです。
2)勲章の製造:勲章は国家又は公共に対し功労の有る方に授与されるもので、美術・尊厳・品格の諸要素を兼ね備える事が要求されます。
3)貴金属製品の品位証明、地金、鉱物の分析試験 :貴金属製品の品位証明はこの試験に合格したものには、マークを打刻してその品位を証明しています。このマークを「ホールマーク」と言います。又、官公庁の依頼に応じて、地金・鉱物の分析及び試験を行っています。
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見学会では見学通路からの工場見学(貨幣及び勲章製造工程)が見る事が出来ます。
貨幣の製造工程は 1.溶解 2.熱間圧延 3.冷間圧延 4.圧穿(あつせん:貨幣の形に打ち抜き) 5.圧縁(円形の縁をつける) 6.洗浄 7.圧印・検査 8.計数・袋つめ)です。

500円玉の偽造防止技術では 1.自動販売機用に材料の変更、 2.流通硬貨では世界初の斜めギザ 3.見る角度の反射光の明暗を応用した潜像加工技術  4.表面の「日本国」と「500円」の部分には微細線を、「桐の葉」の部分には微細点を施す等の工夫があります。

勲章の製造過程は 1.極印 2.圧写(模様のプレス) 3.切り抜き 4.ヤスリ 5.七宝盛り付け 6.七宝焼き付け 7.羽布(研磨) 8.メッキ 9.組立 です。
熟練した職員が芸術品ともいえる勲章を製造しています。

造幣博物館は,大判・小判等の古銭をはじめ、明治以降の我が国の貨幣・外国の貨幣のほか、勲章・金属工芸品等多数展示しており、貨幣の歴史を見ることが出来ます。
千両箱や500円玉などが入っている布袋もすごく重かったことでした。昔の大判小判の大きさ、美しさにも感動しました。

記念貨幣では東京オリンピック記念に始まり万国博記念、沖縄海洋博記念、天皇陛下在位50周年記念や地方自治体記念のカラフルな記念貨幣が楽しいです。

造幣局では貨幣の他にも勲章やオリンピックのメダルの製造や、貨幣製造、偽造防止技術の維持、向上のために国民栄誉賞、国宝章牌、七宝章牌などの金属工芸品を製造しています。
勲章は大量生産技術ではなく、すべての勲章について熟練作業員が一つ一つ手作りしていること、年間4000個も作っていることにも驚きました。

又、造幣局では、未使用貨幣をケースに収めた貨幣セット及び特殊な技術を用いて表面に光沢を持たせ、模様を鮮明に浮き出させたプルーフ貨幣をケースに収めた貨幣セットの販売を行っており記念や贈答品、お土産品に好評です。

今回の見学会は11月では54年振りの雪の中、今年10月に移転したばかりの造幣局さいたま支局と博物館を楽しく見学しました。

最後にご丁寧にご案内して頂いた森さん、ありがとうございました。
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千両箱がものすごく重かったこと、500円玉などが入っている布袋もすごく重かったことでした。昔の大判小判の大きさ、美しさにも感動しました。  
また、勲章は大量生産技術ではなく、すべての勲章について熟練作業員が一つ一つ手作りしていること、年間4000個も作っていることにも驚きました。
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2016年10月27日

EVF見学会報告:クリクラ中央研究所町田工場


・見学会開催日時 : 平成28年10月27日(木)
・訪問先     : クリクラ中央研究所町田工場(株式会社 ナック)
    〒195-0064 東京都 町田市小野路町1716
     電話番号 0120-867-867
      http://www.crecla.jp/about/factory_machida.html
・参加者数    : 15名
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10月度EVF見学会は宅配水市場NO1の「クリクラ中央研究所・町田工場」((株)ナック)です。
株式会社ナックは昭和45年(1971年)西山由之氏が町田に創業しました。
設立時はダスキンの販売店ディーラーとして出発し、数多くのご家庭を回る中で住まいに対する不満や不安が多いことに気づきました。
このことが、建築のコンサルティングや、住宅事業をはじめる出発点になっています。
また、かつて自動販売機のベンダーを行った経験から、水に対するお客様の要望が高まっていることが分かり、これが2002年に開始した宅配水ビジネスへとつながっています。
現在は全国の47工場で月産330万本の生産能力を有しています。


 見学会はまず世界の水を集めている「水ギャラリー」を見学します。
世界各国から集めた1200本のミネラルウオーターの中にはスワロススキーをちりばめた1本20,000円もする結婚式の引き出物用の物や、お子様向けの列車型のボトルもあります。

ken2016102712.jpgクリクラ中央研究所にて微生物検査やボトルサーバーの検査施設の見学を行った後、クリクラ工場にて原水からクリクラがボトリングされるまでの製造工程の見学を行います。

クリクラの水は、NASAやオリンピック選手村でも採用されている超高性能フィルターを使用した(逆浸透膜)ROシステム一般の浄水器では取り除くことの出来ないウィルスや環境ホルモンまで、しっかり除去されています。
その過程で一緒にろ過された、体に必要なミネラル成分を後からバランスよく配合しています。実はお水のおいしさを左右するのも、このミネラル成分で、もともと日本の水はミネラルがほどよく含まれ、口あたりまろやかな軟水。クリクラのお水も、日頃から飲みなれている軟水で、まろやかな美味しさにしあげられています。

水には主にカルシウムイオンとマグネシウムイオンが含まれていて、水1000ml中に溶けているカルシウムとマグネシウムの量を表わした数値を「硬度」といいます。一般的には、硬度0〜100mg/lを軟水、101〜300mg/lを中硬水、301mg/l以上を硬水に分けられます。
見た目は同じですが、まろやかに感じたり重々しく感じたり、水にも風味があるのはこのため。成分の違いから、一般的に軟水は口当たりが軽く、硬水はマグネシウムが多いほどしっかりした飲みごたえを感じるようです。
軟水と硬水の飲み比べや又、ウオターチェッカーによる水道水中の遊離残留塩素測定も興味深かったです。

ken2016102713.jpgなお、クリクラ工場見学の最後にはクリクラを使用した(ゆび湯)などクリクラの品質を体験することもできます

最後になりましたが、今回の見学会をお世話及びご案内頂きました加藤様、楠様、ありがとうございました。

久保田 惣治

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