2020年01月24日

EVF見学会報告:田町スマエネパーク

EVF見学会報告「田町スマエネパーク」
実施日:2020年1月24日 13:30〜15:30
訪問先:「田町スマエネパーク」
参加者:18名
東京ガスが「街全体での省エネ、節電、CO2削減、エネルギーセキュリティの向上を実現」を目指した田町駅東口北地区の通称“田町スマエネパーク”を見学してきました。V16気筒の巨大なガスエンジンCGS発電機、蒸気焚きナチュラルチラー、真空管式太陽光集熱器など、最新の設備により2005年比で30%のCO2削減効果をもたらしています。消費側(エアコンや照明等々)の効率向上も入れると45%くらいの削減になるそうです。設備機器は地下にありますが、想定される津波レベルや豪雨洪水での冠水も想定されており、災害時にも強いエネルギーセンターとなっています。まさにエネルギーの地産地消を実現する見本のような施設でした。

ken2020013001.jpg

ken2020013002.jpg

ken2020013003.jpg

ken2020013004.jpg
posted by EVF イベント at 18:00| 見学会

2019年11月28日

EVF見学会報告:JERA川崎火力発電所

EVF見学会報告「JERA川崎火力発電所」
実施日:2019年11月28日 9:30〜11:30
訪問先:「JERA川崎火力発電所」
参加者:23名
世界最大級のMACC&MACCU発電システムを採用したJERA川崎火力発電所を見学させていただきました。当発電所は2017年リプレース工事を終え、世界最高水準の最新鋭LNG火力発電所としてスタートを切りました。2号系列2,3軸(MACCU)は燃焼ガス温度1,600℃・熱効率61%を達成し、燃料使用量・CO₂排出量とも30%削減と、さらなる性能向上を果たしています。
ken2019112801.jpg

ken2019112802.jpg
川崎の運河沿いにある広大な敷地で合計6基のコンバインドサイクル発電機が稼働しており、合計342万kWの電力を供給しています。一基300トンを超える巨大なタービンが3,000rpm(50Hz)で回転しています。定期点検の為に予備のタービンも設置されていて、その巨大な姿を見ることができました。燃料はLNGで、排気は脱硝装置を通してクリーンな状態にして排出されています。
ken2019112803.jpg
広報グループ・グループマネージャーの山下美紀様にとても丁寧なご案内をいただき、多くの質問にも快く回答いただきました。御礼申し上げます。
posted by EVF イベント at 19:00| 見学会

2019年09月26日

EVF見学会報告:ホテルニューオータニ

EVF見学会報告:「ホテルニューオータニ」
実施日:2019年9月26日 9:50〜11:00
訪問先:「ホテルニューオータニ(東京)」
参加者:17名
ken2019092601.jpg
<ホテルニューオータニ(東京)> 
“お客様と、環境と、どちらも大切にできるホテルへ“とのコンセプトで積極的に環境に対応しているホテルを見学させていただきました。
ホテルにある数多くの厨房から出る生ごみの全てをコンポストプラントで乾燥発酵し、有機堆肥にして契約農家で野菜などの食材栽培に使用しています。収穫された食材はニューオータニの従業員食堂に供給されています。
更に厨房から出る排水も中水造水プラントで綺麗にされ、ホテル内で再利用されています。
ken2019092602.jpgken2019092603.jpgken2019092604.jpg

米国ヒバの木で作られた木製受水槽、ガスタービン発電機のコジェネレーションシステムを見学し、綺麗なビオトープガーデンで記念撮影して解散しました。
ホテルニューオータニのポリシーとしての環境対応に大いに共感した半日でした。
ken2019092605.jpg
posted by EVF イベント at 18:00| 見学会

2019年07月11日

EVF見学会報告:キューピー五霞工場

EVF見学会報告:「キューピー五霞工場」
実施日:2019年7月11日 13:00〜15:30
訪問先:「キューピー株式会社五霞工場」
参加者:22名
ken2019071102.jpgken2019071101.jpg
<キューピー株式会社五霞工場> 
7月17日に創業100周年を迎えたキューピーマヨネーズ五霞工場を見学してきました。茨城県猿島郡五霞町にある五霞工場は主にマヨネーズを生産しています。初めに工場概要を説明いただき、社是の“楽業偕悦(らくぎょうかいえつ)” (志を同じくする人が、仕事を楽しみ、困難や苦しみを分かち合いながら悦びをともにする、という考え方)を紹介いただきました。
その後、さすが食品工場だけあってとても清潔な工場を見学させていただき、ものすごいスピードでマヨネーズが出来ていく様に見とれていました。特に一分間に600個の卵を割って、黄身と白身に分ける割卵機は圧巻でした。サラダで各種ドレッシングを味わったり、お土産にタルタルソースをいただき、加えてキューピー商品購入して大満足で帰路につきました。
posted by EVF イベント at 16:00| 見学会

2019年05月23日

EVF見学会:日産自動車テクニカルセンター

実施日:2019年5月23日 9:15〜12:15
訪問先:「日産自動車テクニカルセンター」
参加者:29名
5月23日に広大な敷地の中にある日産自動車テクニカルセンターを見学してきました。世界中で走り回る日産車の開発拠点です。豊かな緑地に囲まれた120万u以上の敷地に沢山の建物、設備が設けられています。
沢山有る中の実験設備の一部と、日産車のデザインを作り出すデザインセンターを見せていただきました。参加者一同ワクワクしながら、通常は観ることができない開発拠点を見学させていただきました。秘匿の関係で写真をお見せすることはできませんが、とても綺麗で、立派な設備で、ここから環境に優しく、魅力的な日産車が生まれていくのかと想像をめぐらせたことをお伝えしようと思います。
nissan.jpg
posted by EVF イベント at 17:00| 日記

2019年03月22日

EVF見学会報告:アサヒビール神奈川工場


実施日:2019年3月22日 10:20〜12:30
訪問先:「アサヒビール神奈川工場」(できたて生ビールが飲める「アサヒビール園」隣接!)
参加者:21名
3月22日に豊かな自然に恵まれ、環境にも配慮が行き届いたアサヒビール神奈川工場を見学してきました。
広大な敷地にとても良く手入れされた環境で、大人気のアサヒスーパードライを中心に沢山のビールが生産されています。アサヒビールは全工場で製造する全ての『アサヒスーパードライ』缶350ml及びギフトセットの全てのビール類の製造に、環境に配慮したエネルギーである「グリーン電力」を使う取り組みを行っており、グリーンエネルギーマーク商品の中でグリーン電力活用量が日本No.1だそうです。
見学後に、隣接するアサヒビール園で美味しいランチを楽しんで、お土産を買って、解散いたしました。
ken201903221.jpg
ken201903222.jpg
ken201903223.jpg
posted by EVF イベント at 18:00| 日記

2018年12月20日

EVF見学会報告:一般財団法人 道路交通情報通信システムセンター

実施日:2018年12月20日 10:00〜11:30
訪問先:「一般財団法人 道路交通情報通信システムセンター」(通称:VICSセンター)
 https://www.vics.or.jp/about/
参加者:19名

12月20日に京橋にある、カーナビでおなじみの<通称 VICSセンター> (一般財団法人 道路交通情報通信システムセンター)の見学会を実施いたしました。
「VICS(ビックス)」とは、渋滞や交通規制などの道路交通情報を、FM多重放送やビーコンを使ってリアルタイムにカーナビに届けるシステムです。VICS情報は24時間365日提供され、カーナビによるルート検索や渋滞回避に活用されています。 
自動車ユーザーとしてはおなじみのサービスですが、そのサービスを提供するためにどんなインフラが使われているか、全国を合理的にカバーするためにどんな工夫がされているか、ITS時代を迎えてどのような課題があるか、などにつき詳しいプレゼンをいただきました。
オペレーションルームがガラス越しに見えるプレゼンルームでとても分かりやすい説明をいただき、活発な質疑もさせていただきました。rep20181201.jpg
なるほど、と思った発見は以下の通りです。
1)VICSは各都道府県警察、日本道路交通情報センター、国土交通省の緊密な協力と連携により道路交通情報を体系的に収集している
2)一般道路は「各都道府県警察」から、高速道路等は「各高速道路会社」が情報を収集し、「日本道路交通情報センター」を経由してVICSセンターに届けられている
3)収集した情報は「NHKのFM多重放送」「光ビーコン」(一般道路)「電波ビーコン」(主に高速道路)を使って、各自動車ユーザーのカーナビに提供されている
4)Google,Yahooなどがスマホに提供している交通情報は主として各スマホから送られる実際に道路を走ったりして収集している情報(プローブ情報と言う)を元に作成されている
5)VICSは各都道府県警察、道路交通情報センターからの情報を収集しているので、交通止め、事故、工事などの情報が提示されるが、Google,Yahooには無い(一部、日本道路交通情報センターからの情報を利用している場合もあり)rep20181202.jpg
6)新しいVICS wideでは情報提供量が2倍になり、「気象の特別警報や大雨のエリア表示」「ダイナミックルートガイダンス」(全国)や、「プローブ情報」(東京都区内限定)から得られる渋滞情報など、従来のVICS車載機(FM多重)では得られない情報も提供可能となっている
7)災害時も含めて安定してサービスを提供するため、東京に2系統、大阪に2系統の合計4系統の同じシステムを有し、一方が被災しても他方でバックアップできる体制をとっている
8)5G時代を迎えて、更なる付加価値の追加やサービスの充実が課題となっている
posted by EVF イベント at 15:00| 見学会

2018年10月17日

EVF見学会報告:「オートモーティブエナジーサプライ株式会社(略称:AESC)」&「日産ヘリテージコレクション」

実施日:2018年10月17日 10:00〜13:00
訪問先:
「オートモーティブエナジーサプライ株式会社(略称:AESC)」
  http://www.eco-aesc-lb.com/
「日産ヘリテージコレクション」
  https://nissan-heritage-collection.com/TOUR/
参加者:23名

4月以降休止していたEVF見学会の再開第一号として、10月17日に神奈川県座間市にあるオートモーティブエナジーサプライ株式会社と隣接する日産ヘリテージコレクションの見学会を実施いたしました。

<オートモーティブエナジーサプライ株式会社>

EVやハイブリッド車で自動車の電動化を支える最先端技術としてのリチウムイオン電池の製造工程を説明いただき、その後、実際の製造ラインを見学させていただきました。見学前に全員靴を履きかえて、クリーンルームで体についたチリを取り除きます。中に入ってみると、製造ラインは自動車の部品工場とは思えない清潔さで、とても静かな工場でした。バッテリー製造の大敵はチリなどの不純物と水分だそうで、極めて厳格な管理が行われていることが良く分かりました。世界で30万台以上を販売している日産リーフのバッテリーが重大トラブルがゼロであるという実績の秘密の一端が、かいまみられた見学でした。残念ながら機密度が極めて高く、工場の中の様子は写真で説明することができませんが、見学を終わったあとの記念写真を添付します。
ken201810171.jpg
<日産ヘリテージコレクション>

AESC見学後に、隣接する日産ヘリテージコレクション(歴代の日産車が300台以上展示されています)を見学いたしました。
1933年型ダットサン12型フェートンに始まり、歴代の日産車が所狭しと展示されています。かつてラリーの日産と言われた時代にサファリラリーで大活躍した車や、国内外で活躍したレースカーも多く展示されていました。
この場所は事前に申し込めば、一般にも開放していますので、車好きの方は一見の価値が有ると思います。
ken201810172.jpg
AESC社、日産ヘリテージコレクション見学につき、多大のご配慮をいただきました、AESC社の関係者の皆様、日産自動車の関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
posted by EVF イベント at 17:00| 見学会

2018年04月26日

EVF見学会報告:「出光興産(株)石炭・環境研究所&出光バルクターミナル(株)」

実施日 : 2018年4月26日(木) 10:00〜12:50
訪問先 : 出光興産(株)石炭・環境研究所&出光バルクターミナル(株)
         http://www.idemitsu.co.jp/rd/laboratory/environment/
参加者 : 18名

4月度のEVF見学会は「出光興産(株)石炭・環境研究所&出光バルクターミナル(株)」を訪問しました。
今回は昨年9月に訪問した「出光興産(株)千葉製油所・工場」の時とは違い、前日の雨も晴れ上がり、大変気持ちの良い見学会でした。
内房線「長浦駅」まで出光バルクターミナル(株)手配のマイクロバスで迎えに来て頂き、石炭・環境研究所に着くと、先ず研究所講堂のビデオで石油会社・出光興産の石炭事業の取り組みと石炭・環境研究所、物流基地・出光バルクターミナルの概要説明がありました。

出光の石炭販売は、国内石炭火力発電所などへの直送販売のほか、千葉と徳山(周南)にバルクターミナル(中継基地)を有し、需要家への最適物流を提供するとともに、石炭・環境研究所にて蓄積したクリーンコール技術により、需要家に対して石炭の有効活用を提案しています

【石炭・環境研究所】
「石炭・環境研究所」は1982年(昭和57年)中央研究所(現先進技術研究所)内に石炭の研究グループとして発足し、2005年(平成17年)環境分野の研究開発拡大に伴い、「石炭・環境研究所」に名称変更しました。石炭・環境研究所は、石炭資源の利用可能性を広げ、多くのお客様に活用していただくことを目的に誕生し、ニーズを先取りした技術サービス(石炭評価システムなど)と、石炭のクリーン利用技術の開発(ボイラ燃焼シミュレータ、高温炉内監視カメラなど)を積極的に推進し、ラボスケールの基礎データから実機規模での実用データまでを取得・解析する設備を整え、国内外のお客様・大学・研究機関との石炭技術情報ネットワークを構築しています。
IMG_3725-2.jpg
<石炭・環境研究所の役割>
1.販売技術支援
 ・ 需要家への技術サービス
 ・ コンサルティングサービス
2.資源開発支援
 ・ 鉱山の品質評価
 ・ 鉱山の生産管理支援
3.石炭需要の創設
 ・ 環境対策技術の開発
 ・ 高効率利用技術の開発

<主な取り組み>
1.技術コンサルティング
長年培ってきた石炭の高効率燃焼技術、環境対策技術をベースに、お客様の技術課題や環境問題の解決に貢献する技術やシステムを開発し、これらのツールを基にお客様の多様なニーズに応え。
2.燃焼シミュレータ(ボイラ燃焼最適化解析)
炉内のガス流、温度分布、粒子軌跡をコンピュータで解析し、最適なボイラ運転条件を提案する。
3.石炭評価システム
新規炭の品質性能を新しい評価指標で高精度に予測し、石炭ボイラでの使用炭種拡大を支援する。
 4.高温炉内監視カメラ
石炭ボイラ内の燃焼状態やスラッギング状態を鮮明な映像で監視できる。
 5.石炭・バイオマス分析
産地によって品質が大きく異なる石炭やバイオマスをはじめとした固体燃料の性状や実用性能を分析・解析する。
6.実用性評価・試験
実機ボイラでの燃焼性、粉砕性、ハンドリング性、自然発熱性などの予測評価や微粉炭燃焼炉試験を実施する。
  7.環境対策技術商品
石炭の粉塵飛散を防止し、貯炭場や工場における作業環境改善や、近隣民家の生活環境悪化の改善に役立つ石炭粉塵飛散防止剤を揃えています。

COP21以来、地球温暖化防止が急務になり何かと批判が多い石炭事業ですが、原子力発電廃絶が叫ばれる中、近未来的にはまだまだ再生可能エネルギーに頼りきるわけには行きません。その中で断然安価な石炭利用に期待がかかっています。
その石炭事業に環境面からより新しい高レベルな環境関連技術が求められています。
出光の「石炭・環境研究所」の活動に期待したいと思いました。
DSCN6013-2.jpg
【出光バルクターミナル(株)】
出光バルクターミナルは、1986年10月から環境に配慮した大型海外炭輸入基地として操業し、特殊構造フェンスを備えた貯炭場擁壁と密閉式パイプコンベアによる構内搬送で炭塵飛散のない高能率・自動化されたクリーンなコールセンターです。

<貯炭場擁壁と防風フェンス>
高さ10mの擁壁とその上に設けた5mの特殊構造フェンス、さらに堰堤法面(擁壁外面)の勾配(30度)の相乗効果で、貯炭ヤード上の風速の減速および渦流防止効果を発揮します。
<パイプコンベヤ>
密閉式パイプコンベヤを採用した構内搬送で炭塵飛散のないクリーンなコールセンターを実現しています。
<受入設備>
最大受入船型95,790DWT級の受入れ桟橋(長さ317m、水深14m)には連続式バケットエレベーター型アンローダー(能力1,200ton/h)を擁し、パイプコンベアで貯炭場へ搬送されます。
<貯炭設備>
貯炭場は面積が79,950m2で350千トンの貯炭能力があり、荷役設備としてスタッカー&リクレーマー(能力2,400ton/h)を備え、トラック出荷と船出荷(パイプコンベアで船積設備へ搬送)されます。
<船出荷設備>
最大受入船型10,000DWT級の出荷桟橋(長さ212m、水深7.5m)には貯炭場からパイプコンベアで搬送されて来た石炭を船舶に積み込むシップローダー(能力2,400ton/h)を擁しています。
<海洋汚染防止対策>
炭塵飛散防止のため貯炭場内に設置された散水銃(固定式41基、移動式6基)からの排水や場内施設で発生した排水は石炭の粉が混ざって真っ黒になるので、事業排水処理設備で凝集沈殿・砂ろ過され処理水槽(2,500m3)へ貯められ、再び炭塵飛散防止用水として再利用(クローズドシステム)されています。なお、事業排水処理設備で分離された微粉は回収します。
DSCN6016-2.jpg
最後になりましたが、今回の見学会をアレンジして頂き、更に送迎・構内見学用マイクロバスと昼食までご用意して頂いた石炭・環境研究所 山下 亨所長様、角一雄総務主任様および出光バルクターミナル(株)代表取締役社長木下 茂樹様、上原 淳取締役業務部長様ならびにご丁寧に説明して頂いた皆様、ありがとうございました。

posted by EVF イベント at 17:00| 見学会

2018年03月22日

EVF見学会報告:ANA(全日空)機体整備工場

実施日:3月22日(木)
訪問先:「ANA 機体整備工場」
     〒144−0041 東京都大田区羽田空港 3−5−4
     https://www.ana.co.jp/group/kengaku/outline.html
参加者 :30名

3月度のEVF見学会は大人気で予約が取り難い「ANA(全日空) 機体整備工場」を訪問しました。
これはANAホールディングス株式会社が「新現役ネット」の協賛会社なので、「新現役ネット」にお願いして実現しました。
image001.jpg見学会は3階講堂でまずスライドでANAの会社概況や沿革の説明がありました。
ANAは1952年(昭和27年)日本ヘリコプター輸送(株)として役員12名 社員16名で発足しました。1953年(昭和28年)には東京−大阪間の旅客、貨物便、運航開始、1986年(昭和61年)には初の国際定期便、東京−グアム線の運航を開始し、現在は新卒大学生の就職希望NO1の会社に成長しました。
image003.jpg見学会は東京ドームの約1.8倍の大きさがあるANA機体メンテナンス格納庫を見学しました。
格納庫の上段のデッキから見ると、ボーイング777始め大型機・中型機がどの様に整備されているかを見る事が出来ます。
通常では見る事が出来ない大型機の垂直尾翼を上から見るのは圧巻でした。
機体の整備は約6年経過すると「重整備」、4000〜6000飛行時間毎に10日間の「C整備」、500〜1000時間毎の「Aチェック」と次のフライトまでの「出発前整備」が」あります。
image005.jpg今回、見学で訪れた格納庫(ハンガー)ではボーイング777の「C整備」が行われていました。
3台のジャッキでジャッキアップされた航空機の姿を見るのは整備工場でしか見ることのできない景色です。
また傍らには点検のために外されたエンジンがあり、大きくて複雑でしたが、これに命を預けて空を飛んでいるのかと思うと不思議な感じがしました。
整備士の目視による点検、電気機器を使っての点検を行い、エンジンの内部は胃カメラの様な小型カメラで詳細に点検するそうです。
見学会は大変興味深い経験でした。
ANAは現在,SKYTRAX社(航空産業コンサルティング・格付け会社)から世界のエアラインにおいて最高評価の「5スター」を獲得しているそうです。それにもこの整備工場での、機体整備と快適な客室作りが寄与しているのでしょう。
image007.jpg最後になりましたが、今回の見学会をアレンジして頂いた「新現役ネット」の田辺洋さん、ご丁寧に説明して頂いたANA業務推進部の吉村様、ありがとうございました。
posted by EVF イベント at 17:00 | TrackBack(0) | 見学会